なぜパート・アルバイトを「クルー」と呼ぶのか?
あなたの会社・お店では、パート・アルバイトの方たちをどのように呼んでいますか?
人を活かす仕組みにおいては、「クルー」と呼びます。クルーの意味や呼び方によるメリットなどを間単にご説明します。
1.「クルー」の意味
パート・アルバイトスタッフのことを、「パートさん」「バイト君」などと呼んでいないでしょうか?
人を活かす仕組みにおいては、パート・アルバイトを「クルー」と呼んでいます。
クルーとは、ひとつの船で一緒に働く「乗組員」のことです。
自身がパート・アルバイトで働く立場になってみてください。臨時従業員のような印象の呼び方より、「一緒にがんばってゴールを目指しましょう!」という気持ちのこもった「クルー」のほうが、やはり受け取り方も良いのではないでしょうか。
2.「クルー」という名称を導入している企業
マクドナルドではクルーという呼称を導入していることは有名ですが、他にも、
ローソン、ほっともっと、ソフトバンク、なか卯、ガスト、ユニバーサルスタジオジャパン、コールドストーンクリマリー など多くの企業や店舗でクルーという呼び方をしています。
また、「クルー」という呼び方以外でも、東京ディズニーリゾートでは「キャスト(役者)」、スターバックスジャパンでは「パートナー(仲間)」という呼称を導入しており、いずれも、パート・アルバイト職が多く、大事にしている印象がありませんか?
3.メリット
「クルー」と呼ぶことのメリットをご紹介しましょう。
- 求人募集を出したときに、良いイメージを持たれやすく、応募が増える
- パート・アルバイト自身の仕事に対する意識を高めることができる
- 一緒の船(チーム)に乗った乗組員の一人として、チームワークに貢献してくれる
- パート・アルバイトと正社員の溝を埋めることができる
- プロ意識を持ったパート・アルバイトが出てくる
いかがでしょうか。
こんなにたくさんメリットがあるのです。
4.まとめ
もし、あなたの会社やお店で「パート・アルバイトを戦力化したい!」「パート・アルバイトの人たちにお店を任せたい!」「パート・アルバイトスタッフの質を向上させたい!」というお考えをお持ちなら、まず呼び方から変えてみてはいかがでしょうか。