フォローアップオリエンテーションの実施方法とは?
パート・アルバイトを採用して、1週間から2週間ほど経った頃に実施する「フォローアップオリエンテーション」。実際にどのように進めていけばよいのかをご紹介します。
1.実施時期
採用後、1~2週間後に実施します。
この1~2週間後というのは、パート・アルバイトを採用して、入社オリエンテーション終了後、20時間経過後となります。
この20時間の間にモラルや基本業務のトレーニングを受けます。
採用されてから、一通りの基本トレーニングを受けた、この頃になると、具体的な質問が出てきやすくなるのです。
2.準備
トレーニング担当のマネジャーが行いますので、事前に30分から60分でスケジューリングし、他のパート・アルバイトのいない静かな場所を用意しておきましょう。
そして、フォローアップオリエンテーションの実施シートを渡し、いつどこでフォローアップオリエンテーションを行うかと、このシートを記入しておいて欲しい旨を伝えておきます。
3.実施手順
事前にスケジューリングした日時に以下の手順で行っていきましょう。
- リラックスした雰囲気作りと声がけをする
- フォローアップオリエンテーション実施シートに沿って、話を聞いていく
- 本人からの提案や意見も聞く
- 「よく頑張っていますね」「自信を持ってこれからも頑張ってください!」等、励ましと勇気付けを行う
ここでのポイントは、
- マネジャーは「聞き役」に徹すること
- 質問・疑問には必ず回答する(その場で回答できなくても後日必ず)
です。
4.まとめ
どうしても、業務や通常のトレーニングだけでは、コミュニケーションが不足になりがちです。このフォローアップオリエンテーションを実施することで、慣れないパート・アルバイトの不安や疑問を解消し、信頼関係を築く下地作りにもなります。
早期の離職を防ぐことができ、モチベーションのアップへとつながりますので、ぜひ取り入れてみてください。